アニマルウェルフェアとは?どこよりも簡単に解説!
アニマルウェルフェアという言葉を聞いたことがありますか?
私は初めて知りました!
どうやら、私たちの日常生活や3年後の東京オリンピックにも大きく関係するようですが、私はアニマルウェルフェアの解説文を読んでも、すぐには何なのかわかりませんでした!
そこで、今回はここで分かりやすく説明したいと思います!
アニマルウェルフェアという言葉を初めて知った方、ぜひ読んでください!
アニマルウェルフェアとは!?
解説はWikipediaにも載っています。
でも、読んでもよくわからなかったんです。
難しい話は置いといて、要は何なのか知りたい!と思いました。
私は、アニマルウェルフェアは、
アニマル(Animal)動物
ウェルフェア(welfare)福祉で、
動物が動物らしく快適にいられるように飼育していこうよ!って話だと理解しました。
わかりやすい例では、鶏肉や鶏卵用のニワトリをぎゅうぎゅうのオリに詰めて身動きできない状態で飼育するんじゃなくて、従来のニワトリが生活している環境に近い姿で飼育する。
メス豚のほとんどは立つ・座る・寝る以外身動きが取れない、寝返りや方向転換もできない柵の中で一生を過ごすそうです。
そうではなく、従来の豚が生活しているように好きに方向転換したり、寝っ転がれたりできる環境で飼育する。
簡単にいうとそういう状態が『アニマルウェルフェア』なんだと分かりました。
(今回は、ペットや動物園などの展示動物ではなく家畜動物を例にしてます。もっと詳しく知りたい方は、ぜひWikipedia等参照ください)
東京オリンピックとアニマルウェルフェア
このアニマルウェルフェアと東京オリンピックがどう関係するかというと、
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は選手村の食事など大会で使用する農産物と畜産物の調達基準を決定した。畜産物は農産物の要件に加え、快適性に配慮した家畜の飼養管理も要件に入った。アニマルウェルフェアの考え方に対応していることが必要になる。(引用:全国農業新聞2017.3.31)
「選手村などの食事はアニマルウェルフェアの考えに沿ったものであること」ということのようです!
ヨーロッパ諸国ではアニマルウェルフェアの考え方が浸透してきていますが、日本はまだ全然浸透していません。
日本のアニマルウェルフェアの浸透具合は中国やフィリピンよりも低いというデータがあるようです。
あと3年!東京オリンピックの食事はどうなるんでしょうか!?
日常生活がどう変わる?
アニマルウェルフェアが広がるとどうなるか、ちょっと考えてみたいと思います。
短期的には、
・肉や鶏卵の値段が上がる。
・これまでの畜産の設備が使えなくなる。
・基準に応じて作り直しが必要。作り直しすることができない業者が出てくる。
長期的には、
・肉質が上がる
・もしかしたら人が健康になるかも
これらは、個人的な憶測です!
アニマルウェルフェアが日本で始まって、どうなるのか全く想像がつきません。
まとめ
アニマルウェルフェアという知らない言葉を調べていたら、思わず毎日の食事について改めて考える機会になりました!